こんにちは!
PR担当のみきです。
気が付くと、このブログを更新するのも本日で3回目。
今回は何について書こうかと考えていたところ…
気づきました。
1回目:【IT業界あるある!?】社内で飛び交うカタカナ用語に打ち勝つ力を!
……。
あれ?
一応PRを担当させていただいている私ですが、前回と前々回の記事、全然PRに関係ない!!!(汗)
ということで今回はPRらしく…
『プレスリリース』についてお話してみようと思います。
とはいえ、私も広報については全くの初心者。
1年前までプレスリリースなんて書いたこともありませんでした。
そんな素人目線の内容ですが…
今回は基礎編と題して
「これさえ覚えておけばプレスリリースは書ける!!」
というポイントをご紹介したいと思います!
プレスリリースとは?
プレスリリースとは、企業活動で生じるニュース素材、世の中に発信したい情報を報道機関に知らせるために、その内容を簡潔にまとめた通信文書(公式文書)のことです。
企業の広報活動の中では1番代表的なものとして使われています。
「広報」と「広告」ってよく似たような意味合いで捉えられることが多いのですが、念のため違いについても説明させてください。
広報とは・・・
企業が、テレビ・新聞・雑誌などのマスメディアに対して、その企業が意図している方針・商品の特質などの情報を自主的に提供することで広く一般に報道してもらう方法のことです。
マスコミという第三者の評価を受けたものとして報道されるこのような情報は、非常に信頼度が高く、社会に対するインパクトが強いというメリットがあります!
広告と比較してみました。
プレスリリースの目的とは?
プレスリリースの本来の目的は先程もお伝えしたように、ざっくり言うと「企業の活動を、報道機関を通して社会に公開し、理解を深めてもらうこと」です。
では、広報担当者目線でのプレスリリースの最大の目的とは何でしょう?
それは「記事として取り上げてもらうこと!!」です。
せっかく一生懸命文章を書いても、記者さんの目に留まり、記事として取り上げてもらえなければただの紙切れになってしまいますから…(涙)
つまり…
記者さんに取り上げてもらいやすいタイミングを選び、逆に取り上げてもらいにくいタイミングは避ける!ということが非常に重要になります。
<取り上げてもらいやすいGOOD&BADタイミング>
① 土日は避ける
⇒ 当然ですね。できれば週始め終わりも避けましょう。火~木曜日がBEST
② 世間のイベントと被らせない。
⇒ 例えば選挙とかオリンピックとか新幹線開通とか。このようなイベントの前後は必然的にイベントの内容に記事が集中しまうので取り上げてもらいにくいです。
③ 2月・8月は1年の中でも比較的取り上げてもらいやすい。
⇒ …なぜでしょう?笑 情報が希薄になる季節なのでしょうか?
④ 季節のイベントごとには乗っかってみる
⇒ 例えばクリスマスや卒業などの季節のイベントに関係するものは記事に取り上げてもらいやすいです。
逆に…記者さんに記事として取り上げてもらうことが目的とするのなら、絶対にやってはいけないNGプレスリリースがこちらです。
① 連絡先がないもの
⇒ 言語道断です。必ず連絡先は記載しましょう。
② ケアレスミス
⇒ してしまいがちですよね…。他の人にも目を通してもらい、何度もチェックしましょう。
③ 過剰な修飾語
⇒ プレスリリースは簡潔に言いたいことを伝えるものです。あくまでも簡潔に!
④ 長いもの
⇒ 2~3枚で収まるくらいがBESTです。長いと記者さんも読む気がなくなってしまうかも!?
⑤ 要点がわかりにくいもの
⇒ 一目見て何が言いたいのかわからないと記事にはしてもらえません。とにかくわかりやすく簡潔に!
実際の書き方とポイント
次に実際にアスクリードが以前発表したプレスリリースを例に、書き方とそれぞれのポイントについてお話します!
<基本的なプレスリリースの構成>
※報道者各位・・・他には、プレスリリース・報道資料などなど。これは毎回同じいに統一すると良い。
※企業のロゴやコーポレートカラーなども使うと良い。こちらも使うときは毎回同じものを。
<タイトル>
プレスリリースにとって最も重要なポイントがタイトルです。
新聞の見出しというイメージでタイトルをつけると良いと思います!
① プレスリリースの内容を的確にまとめる
② 狙いや目的を明確にする
③ 流行語やキーワードをうまく使う
④ 文字数は多すぎないようにする
<リード文>
リード文では伝えたいことのポイントを書きます。
① ニュースの中身を要約
(本文の内容を3~5行で要約)
② 主語を忘れずに!
(どこの会社が何をするのか?SVO)
③ 本文との間をあけて読みやすく!
<写真>
写真はプレスリリースにおいてビジュアル面で訴えるチャンスとなるものです!
① 1ページ目に必ず配置
② ひと目で内容が理解できるような写真を
③ 記事に使用できる写真を
<本文>
本文では事実を簡潔に伝えます。
一番ボリュームが出る部分なので何度も添削を繰り返します〆(._.)
① 5W2Hの法則
・Who(誰が)・・・主語
・When(いつ)・・・年月日、時間、タイミング
・Where(どこで)・・・場所
・What(何を)・・・行動の内容
・Why(なぜ)・・・原因
・How(どのように)・・・手段
・How much(いくら)・・・金額、料金
※これに加えて、Future & Heart(ビジョン)も盛り込むと良いですね!
② わかりやすい文章
③ 説得力をもたせる
<その他>
① 補足情報も万全に!
本文に盛り込めなかった解説や専門用語には言葉の説明なども記載しましょう
② 問い合わせ先は忘れずに!
社名、所在地、担当部署、担当者名、電話番号、FAX番号、メールアドレス、HPアドレス
③ 最終チェックは念入りに!
一度発表したプレスリリースは取り消すことができません!
誤字脱字がないか、人名や地名の固有名詞に誤りがないかなど二重三重にチェックしましょう!
まとめ
このポイントさえわかっていれば明日にでもプレスリリースが書けそうな気がしませんか?(笑)
この書き方はあくまでも基礎編です!
プレスリリースの種類によっても変わってきます。
むしろ書き方よりも大変なのが実はネタ探し…。
なので私が好きなのは調査リリースです!
よくアンケート結果とかで「○○会社調べ」とか言われるアレですね。
調査リリースでも基本的な書き方は同じです。
「伝えたい事実を簡潔にわかりやすく発信すること!」
それに少し季節のイベントやキャッチーな話題に重ねるとより目にとまりやすいのかもしれません。
実は先日…アスクリードが以前発表した調査リリースが朝の情報番組に取り上げられました★
わーいヽ(*´∀`)ノ
また今度、プレスリリースの応用編として詳しいお話でもできればと思います!!
おわり!